7月27日夕方4時ごろから、宮崎神社の夏越の大祓を執り行いました
夕方4時ごろになりますと、参列者の方々も集まりだしたので
よきところではじました
事前に、参列者の方々には「現代語訳 大祓詞」を配布しました。
なぜ、現代語訳を配布したのか??
夏越の大祓は、ふたつの儀式で構成されています。
「大祓式」と「茅の輪神事」

そのうちの「大祓式」では、神職が大祓詞を、参列者の向かって読み聞かせます。
が、その大祓詞は平安時代の言葉なので、現代人は「なんとな〜くこんな感じのこと言ってる?」ぐらいしかわかりません。
分かりませんが、読み聞かせるってことは、内容を理解してもらわないと始まらないので、現代語訳の大祓詞を配布しています。
これ、宮崎神社流ね
大祓式では、宮司が大祓詞を読み上げて、さまざまな祓いの道具をもちいてお祓いをいたします。
この「大祓式」は、個人個人のお祓いではなくて、公のため、地域や国、国民すべての罪を祓う儀式でもあります。

「大祓式」が終わりましたら、続いて「茅の輪神事」をおこないます。
茅の輪は、本来、腰につけるほどの小さな輪っかですした。
それが時代を経るにつれて、人がくぐれるほど大きくなっていきました。
そして疫病除けだけではなくて、お祓いの信仰も生まれてきました。
「茅の輪を腰につける」「蘇民将来の子孫を名乗る」
この二つのポイントが重要です。
参列者とともに「蘇民将来」の子孫を名乗りながら、茅の輪をくぐりました。

最後に、宮司ひとりで「夏越の除災招福祈願祭」を行い、参加者役400名のお名前を、ご神前で読み上げました。
この夏越の大祓には、多くの方々が参加いたしました。
そして、多くの方々の協力もございました。
茅の輪をつくってくださった、総代さん達。
さらに子供達にとジュースも奉納してくださった崇敬者の方々
多くの方々によって、宮崎神社の神事が成り立っています。
ありがとうございました。
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